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面接体験談(カラオケ屋)

自分は高校卒業後、♀として某派遣会社で働いていました。しかし一年程で♀としての生活に限界を感じ、会社にはカムしたけど♂として働いてもらうのはちょっと無理だと言われたり、人員削減や人間関係の事もあり、コレでは駄目だと思いその会社を辞めました。

そしてその会社で知り合った恋人(因みにバイなんでGIDに理解ある彼氏)のアパートに転がり込み、男として雇ってくれる様な場所を探し始めました。しかし結構田舎な上無免許なので、正社員募集を探すのもひと苦労。そんな時近所のカラオケ店がスタッフ募集をしていて、其処には何度か来店した事があり雰囲気の良いお店だったので、とりあえず其処へ面接に行ってみる事にしました。しかしスーツでキメてはみたものの、まだカウンセリングしか受けていない状況で、♂として行っても顔立ちや声等で♀だとバレてしまうのは目に見えていたので、♀で本名と♂で通称名の履歴書二枚を持って行きました。

お店に着くとすぐに履歴書を見せてくれと言われたので、訳あって二枚持って来た事を説明すると、とりあえずフツーに面接を始めてくれました。フツーに面接を進めて行く中で、GIDについてはTV等で多少知る位だけど偏見が無い事や、接客業だからその事について不快な思いをするかも知れないと言う話をしてくれて、凄く気を使っていただきました。そしてお店的には問題無いので、本社に履歴書を提出しGIDの話をしてOKなら採用だと言われ、その日は帰りました。

そして後日採用の連絡があり、晴れてそのお店で働く事になりました。まだそんなに働いていないけど皆とても良い人で、トイレについて等色々な面で気を使って下さり、けれどフツーに♂として扱ってくれます。 もしかしたらこんなじゃあまり参考にならないかも知れませんが、皆さんも頑張って下さい^^

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メールでいただきました。
「履歴書二枚を持っていく」というテクニックは参考になりそうですね！
貴重な体験談ありがとうございました。